かねてから聴きたいと思っていた西本智実さんのコンサートチケットが手に入ったので、
合唱団の代表R先生と一緒にオーチャードホールまで行ってきた。
オケは東京交響楽団、共演はヴァイオリンのアナスタシアさん、司会は中井美穂さん。
またまた美女共演だ。
曲目は、ベルリオーズ作曲 序曲「ローマの謝肉祭」
メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲ニ短調
レスピーギ作曲 交響詩「ローマの祭」

西本さんは、女性らしいデザインの黒い燕尾服で颯爽と登場。素晴らしくかっこいい
指揮は明快で情熱的でエネルギッシュ。
大胆でありながら、指先にまで神経が行き届いた繊細さも併せ持っている。
きらきらときらめくような音をオケから引き出していた。
特に「ローマの祭」は、パーカッションだけで10人もいるような大編成オケを率いて、
祭りの情景が目に浮かんでくるような、絵巻物のような演奏を聴かせてくれた。
ニューイヤーコンサートらしく、華やかな演奏だった。
ビジュアル的にも美しくてかっこよくて、これは人気が出るはずだ。
チケットをなかなか取れないと聞くものなぁ。
アナスタシアさんのヴァイオリンも、とても音がきれいで、流麗な演奏だった。
自分が休みとき、ぶらんとヴァイオリンを下げて、ぐるっと会場を見回したりしていた。
そんなソリスト、あんまり見たいことないので面白かった。

西本智実さんは今でこそ日本でも最も人気のある指揮者の一人だけれど、
ロシア留学時代は大変な辛酸をなめたらしい。
「若い女性」というだけで、オケからなめられたり見下されたり。
それでも今の地位を築き上げたのだから、どんなに努力なさったことか。
実力で周囲を黙らせ、認めさせてきたということだろう。
西本さんほど若くてもそうなのだから、
指揮の先生、久山恵子先生の時代にはもっともっとご苦労なさっただろうなぁ。
それでもがんばり続けられる強さ、しなやかさ。私も欲しいです。
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